頑固な汚れには、アイデアで挑む!大掃除の裏技
気が付けば12月も半ば。お家の大掃除はお済みですか?今年こそ、まるごときれいに!と思ってもやっかいな汚れに悪戦苦闘し過ぎて、全体的に中途半端で終わってしまうことも…。今回は、手間がかかりそうな箇所の大掃除の「裏技」を、いくつかご紹介します。
kitchen【キッチン】
キッチン周りでやっかいなのは、油汚れ。特に換気扇の油汚れは洗剤を使ってもなかなか落ちません。そこで、利用したいのがドライヤー。熱風を当てる事で換気扇についた油が溶けて浮いてくるので、乾いたタオルで拭き取ります。ぬれタオルだと水分が油をはじいてしまうので、ぬらさずに使用しましょう。また、ガスコンロの掃除には、油汚れを吸着しやすいデニム素材のウエスがオススメです。丈夫な生地で使い易いのですが、細かい傷をつけてしまう場合があるので気をつけましょう。window【窓】
サッシなど窓周辺は、寒暖差の結露などでどうしても黒カビがつきやすくなってしまいます。カビ掃除には「片栗粉」がオススメです。片栗粉(大さじ1)と塩素系漂白剤(大さじ1弱)を混ぜ、練ってペースト状にします。このペーストを黒ずんだ部分に塗り込み5分ほど放置します。ウエスなどで拭き取り、水拭き、から拭きします。ゴム部分等は漂白剤で劣化するので長時間放置しないように。手が荒れるので、ゴム手袋などを着用して作業しましょう。Living room【リビング】
カーペットに絡みついたほこりや髪の毛やペットの毛は掃除機では、なかなか吸い取れません。こんな時は、台所や園芸用のゴム手袋を使ってみましょう。手袋をはめた手で力をいれずに、カーペットの表面を円を描くようにゆっくりとなで回すと、絡みついた髪の毛が浮き上がってゴム手袋に付着してきます。ゴム手袋とカーペットの間で静電気が生じて、ゴミが集まりやすくなるそうです。カーペット全体が終わったら、掃除機をかけて完成です。bathroom【浴室】
浴室の石鹸(せっけん)カスの汚れは2種類に分けられます。水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムと石鹸が結合してできたアルカリ性の性質を持った石鹸カスと、皮脂汚れと石鹸成分が結合してできた酸性の性質の石鹸カスです。アルカリ性の汚れはこすっても落ちない白い塊、酸性の汚れは黒や灰色でベタベタしている汚れです。アルカリ性の汚れには、酸性洗剤やお酢・クエン酸を、酸性の汚れにはアルカリ性洗剤や重曹を使用することで中和され落としやすくなります。洗剤は混ぜないようにご注意を。「家さがし」巻頭特集
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