部屋にお花を飾りましょう

【01】花を飾ると…
人は視覚情報に大きく影響を受けます。花の華やかさや彩りは、気分を高揚させてくれます。落ち込んでいる時や、ストレスを感じている時には、気分を穏やかにしてくれるでしょう。さらに、美しいものを常に目にすることで、片付けや掃除をして部屋全体を綺麗に保ちたいという欲求も生まれるようです。また、花を美しく保つためには、それなりに手入れが必要です。手間をかけることで愛情が育まれ、幸せな気持ちになれるかもしれません。【02】どうやって飾る?
花を飾るためには、必ずしも花瓶が必要というわけではありません。グラスや器、空き瓶など身近なもので代用できます。持ち帰っている間にも水分不足になっているので花を買ってきたらまず、霧吹きで茎や葉を中心に水分を与えると良いでしょう。活けた後も、一日一回、水を替えるとともに霧吹きで水分を補いましょう。器に合わせて茎の長さを調整する時は、切れ味の良いハサミで斜めに切り込むと、水に接する面積が増え吸水率が良くなります。
【03】どこに飾る?
家族全員が目にするリビングや玄関、殺風景になりがちなトイレや洗面所などに飾ると良いでしょう。エアコンや扇風機などの風が当たる場所や、直射日光が当たる場所、ストーブやヒーターなどで高温になる場所は避けた方が良いです。乾燥した風に当たりっぱなしだと花へのダメージが大きく、また、気温が高いと花が早めに咲ききってしまいます。なるべく長い期間、お花を楽しむためには、風があまり当たらない涼しい場所に飾ると良いでしょう。
【04】小さなお子さんにも
花を飾ることは小さなお子さんにとっても、優しい気持ちを育む、命の大切さを学ぶ、観察力を育むなど良い影響があります。農林水産省では平成19年に花育活動推進方策を策定し、子どもたちが花とふれあうことを推奨しています。小さなお子さんがいると、花を飾ることに躊躇するかもしれませんが、ビニール製の割れない花瓶なども販売されているので検討してみてはいかがでしょうか? 何より子どもと花の話をするって、素敵ではありませんか?
「家さがし」巻頭特集
-
2024/07/04 手抜きではなく効率化 家事時短のこつ
-
2024/06/01 万が一の時のために 風水害に備えよう
-
2024/04/20 花粉をシャットダウン 家での花粉症対策
-
2024/03/16 賃貸住宅における 退去時費用などのトラブルについて
-
2024/02/17 おしゃれで機能的 門柱(もんちゅう)の魅力
-
2024/01/20 家さがし1月の読者プレゼント
-
2023/12/02 札幌らしい彩りの街並みに 札幌の景観色70色
-
2023/11/18 何が違うの? バルコニー ベランダ テラス
-
2023/11/03 今、ひそかなブーム? 平屋
-
2023/10/21 とっておきの時間 読書を楽しむ空間づくり