油断大敵 水道凍結にご注意を!

【Q】水道凍結に注意が必要なのは?
【A】毎年12月から2月にかけて、水道の凍結事故が多発しています。この時期は、常に注意を払っていてほしいですが、外気温がマイナス4℃以下になったとき、1日中外気温が氷点下の「真冬日」が続くとき、長時間水道を使用しないときや、家を留守にするときなどは、特に注意が必要です。水道が凍結すると、水が使えずに不便なだけではなく、修理に多額の費用がかかる場合もあります。

【Q】凍結を防ぐためには?
【A】就寝前や旅行などで長時間にわたって水道を使用しないときは「水抜き」をしてください。水抜きの方法は、各ご家庭の設備によって異なります。水抜き栓の開け閉めが不完全な場合、水が完全に抜けずに、凍結や破裂の原因になりますので、正しい方法で水抜きしましょう。水抜きの方法については、昨年、各ご家庭に配布した「広報さっぽろ12月号」の「冬のくらしガイド」や、札幌市水道局のホームページをご覧ください。

【Q】もしも凍らせてしまったら?
【A】軽い凍結であれば、自分で修理できる場合があります。保温筒などは取り外し、露出している管や蛇口にタオルを巻き付け、上からお湯をゆっくりかけます。蛇口に直接熱湯をかけたり、直火を当てたりすると、破裂や火災の危険がありますので、行わないでください。また、解氷パイプが取り付けられている場合は、キャップを上に持ち上げて取り外し、お湯を立ち上がり管に伝わるようにゆっくりと注ぎましょう。

【Q】それでも水が出ないときは?
【A】札幌市水道局では、凍結修繕を行っていません。「冬のくらしガイド」や、札幌市水道局のホームページに掲載している「指定給水装置工事事業者」(以下「指定事業者」と略します。)に依頼をすることになります。凍結修理などの費用は自己負担です。作業時間や修理に使う材料などにより費用が異なるので、依頼する前に指定事業者から詳しい説明を受けてください。複数の指定事業者から見積りをとるなどで内容を確認して、納得してから工事を依頼しましょう。ただし、見積りや出張費が有料の場合もあるため注意が必要です。

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