お家でインフルエンザ対策!

【01】自宅にウイルスを 持ち込まない
インフルエンザの感染経路は主に、せきやくしゃみなどによる「飛沫感染」とドアノブなどでウイルスに直接触れる「接触感染」の2種類。外出時のマスク着用は飛沫対策に有効ですが、そのまま帰宅しては自宅にウイルスを持ち込むことに。マスクは玄関先で外しビニール袋に入れて閉じてから捨てます。再装着せずに、取り替えましょう。その後すぐに洗い残しがないように手洗いと、うがいを。消毒用アルコールで手指を消毒することも有効です。
【02】室内は適度な 温度と湿度に
空気が乾燥すると、のど・鼻などの粘膜の抵抗力が弱まるため、インフルエンザにかかりやすくなります。また、インフルエンザウイルスは温度20度以上、湿度50~60%の環境で感染力が弱まる特性があると言われています。冬場、暖房などで乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度を保つことも効果的です。ただし、湿度を上げ過ぎると、今度はダニやカビの発生原因に。目安がわかるよう「温湿度計」があると便利です。

【03】こまめな換気を心がけて
どんなに気を付けていても、ウイルスを室内へ持ち込んでいる可能性があります。また、冬場は窓を閉じたままにしがちで、空気が汚れて病気の原因にも。こまめに部屋の換気をして、汚れた空気を入れ替えましょう。1時間に1回が換気の目安。風が部屋全体に通るよう、なるべく対角にある窓同士を全開に、換気扇や扇風機も同時に使用すると良いでしょう。北海道の住宅は、特に気密性が高い傾向にあるので意識的に換気を心がけましょう。
【04】異常行動にご注意を
小児・未成年者がインフルエンザにかかった場合、薬の種類や服用の有無に関わらず異常行動が報告されています。少なくとも治療開始後2日間は一人にしない、高層階の住居の場合は、玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行う、ベランダに面していない部屋で寝かせる、窓に格子のある部屋で寝かせる。一戸建ての場合は前述に加え、できる限り1階で寝かせる、といった対策を厚生労働省が呼びかけています。
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