模様替えをするとき、 部屋の雰囲気を 変えたいときこそ!壁紙リフォームで “新空間”の部屋にしよう

【01】「機能性壁紙」って、どんなもの?
機能性壁紙には、手入れが楽なもの、健康に配慮したもの、癒やし効果のあるものなどさまざまな種類があります。小さな子どもがいる家庭なら、安全のために不燃素材が入ったものや、汚れを気にせず思いっきり遊べる汚れ防止・抗菌作用のあるものがよいでしょう。珪藻(けいそう)土を含んだものなど、天然素材から作られたものは調湿作用や通気性にも優れており、またナチュラルな仕上がりが魅力です。 寝室にはリラックスした気持ちになれるマイナスイオン入りはいかがでしょう。また蛍光壁紙は照明の光を吸収して、消灯後も一定時間模様が光る仕掛けなので、年齢を問わずお薦めです。ペットを飼っているなど、においが気になる場合は、消臭効果のあるものもあります。【02】失敗しない壁紙の選び方は?
壁紙を選ぶ時は、必ず大判のサンプルで比較しましょう。またサンプルは机上ではなく、必ず張る位置にあたる壁に立て掛け、自然光で見る昼と、照明の下で見る夜との比較を忘れずに。近くで見るよりも光り過ぎたり白っぽいなど、張る前に細かな部分までチェックしてください。 壁紙は広い面積に張るので、色や模様は全面に張ったときのことを具体的に想像しましょう。例えば濃い色使いの細かい模様の壁紙は、全体に張ると目を疲れさせます。また、温かみを出したくてアイボリーを選んだとしても、全面に張ると照明の色によっては青白く見える場合も。「こんなはずじゃなかった」ということにならないように、リフォーム業者や販売スタッフにしっかり相談することが大切です。
【03】アクセントになる壁紙とは?
トイレに棚などを設置できるなら、例えば観葉植物を置いたり、好みの雑貨を飾るのも楽しいでしょう。自分や家族にとって居心地よい空間を考えるだけでなく、ゲストが利用する時のことも考えて、あえて家族の個性が見えるような演出をしてみるのもいいですね。また、壁紙や便器、手洗い所や棚などの色はトイレ全体の印象を決めるので、しっかりと検討したいもの。清潔感を第一に考えるなら白がお薦め。女性らしさを表現するなら淡いピンクがすてきです。子どもがいるなら元気の出るイエローがぴったりでしょう。家族全員が大人であれば、シックな茶色と白を組み合わせるのもモダンです。空間コーディネートをすることで、トイレはより快適な空間になることでしょう。
【コラム】壁紙の張り替え時期
一般的に壁紙は5〜8年程度が張り替えの目安と言われていますが、生活内容や壁紙の質などによって異なります。目安としては、色があせてきた、汚れが落ちづらくなった、カビが目立つ、クロスの継ぎ目がめくれてきた──そうなったら壁紙の張り替え時期です。
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