省エネにもつながります。 窓の暑さ対策

【1】まずは遮熱カーテン
窓の遮熱で一般的なのは、カーテンを遮熱効果の高いものに変えることです。遮熱カーテンにも様々な種類がありますが、多くの場合、遮光性能を示す等級が表記されています。遮熱カーテンには、厚地タイプとレースタイプがあります。厚地タイプは昼間のきつい太陽光もブロックできますが、日中でも部屋が暗くなるデメリットがあります。レースタイプは明るさも確保できますが、厚地タイプほどの遮熱効果は期待できません。

【2】日本古来の知恵「簾」
「簾(すだれ)」は、昔から日よけだけではなく目隠しとしても利用されてきました。比較的安価で風流で涼しげな見た目から根強い人気があります。窓の外側に吊るし、軽く打ち水をかけることで、気化熱を利用して涼をとることもできます。ただし、外に吊るしっぱなしだと雨風に曝されるので、汚れや耐久性が気になります。似たもので、葦簀(よしず)があります。これは主に葦でできていて、室外に立てかけて使用します。
【3】断熱フィルム・シートも便利
断熱フィルムやシートも、自分で取り付けることができ手軽で便利です。様々な種類が販売され、窓ガラスの飛散防止・マジックミラー・UVカットなどの機能を持った製品もあります。ただし、特殊なガラスには貼れない場合があります。また、フィルムが原因でガラスが割れるケースもあるので注意が必要です。この他にもガラスに塗布する遮熱塗料や、ガラスそのものに遮熱効果がある窓もあります。ご自宅の事情を踏まえて検討してみましょう。
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