ライフステージも見据えて検討を。 階段の話。

【1】直階段
上下階を折り返し無しで一直線につなぐ、最も一般的なタイプです。省スペースかつシンプルな構造で費用を低く抑えられます。しかし、その構造上、急勾配になる傾向があり足腰に負担がかかりやすいほか、足を滑らせた時、階下まで一気に転がり落ちる危険性があります。【2】かね折れ階段
上下階の途中でL字型に折れているタイプの階段です。直階段より勾配が緩やかで途中に踊り場があり、足を滑らせても階下まで一気に転がり落ちることを防ぎます。デメリットは、直階段より広い面積が必要なため間取りに影響があり、費用も直階段より比較的高くなります。
【3】折り返し階段
かね折れ階段とよく似ていますが、L字型ではなくU字型に方向を変えて折り返すタイプの階段です。メリット・デメリットはかね折れ階段とほぼ同じですが、かね折れ階段よりさらに広い踊り場スペースが必要になります。踊り場ではなく、ステップにするパターンもあります。
【4】らせん階段
らせんのようにステップが設置され、回りながら上り下りする階段をらせん階段といいます。見た目がおしゃれで、コンパクトなスペースに階段を設置することができます。ただし、複雑な形のため費用が高くなり、他の階段と比べて踏面が狭く足を踏み外しやすい危険性もあります。
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