窓で、ベランダで、庭先で。 秋の星空観察

【01】まずは道具の用意を
方角を確認するための「コンパス」、どの日時にどの方角でどんな星座が見えるのかを確認する「星座盤」、手元や星座盤を照らす「懐中電灯」などが必要です。「懐中電灯」は、そのままだと明る過ぎて目への刺激が大きいので、赤いセロファンを貼ります。「星座盤」にも様々なタイプがありますが、最近はスマートフォンにも便利な星座盤アプリがありますので、活用してみても良いかもしれません。星の観察は、肉眼でも十分楽しめますが、双眼鏡や望遠鏡があるとより高度な観察ができます。目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
【02】実際に観察してみよう
自宅の窓、ベランダ、庭先の方角がどちらに向いているかを確認して、あらかじめ星座盤でどんな星座を見ることができるか予習しておきましょう。実際に観察する際は、隣接する部屋の照明を消し、周囲の街頭などの灯りも避け、目を暗さに慣れさせておきましょう。15分ほどで目が順応してきます。また、季節的に防寒着なども用意しておいた方が良いかもしれません。準備が整ったら、観察開始。自宅から、すぐそこに感じる宇宙。天体ショーを眺めながらお酒を飲むのも、楽しみ方の一つです。
【03】秋の星空の見どころは?
春、夏、冬にはそれぞれ「大三角」と呼ばれる星の並びがありますが、秋にはありません。そのかわりにペガスス座の四つの星で構成される「秋の大四辺形」と呼ばれるものがあります。秋の星座を観察する目印になりますので、まずは「秋の大四辺形」を探してみましょう。秋の星座は「アンドロメダ座」「ペルセウス座」「カシオペア座」など、ドラマチックなギリシャ神話が元になったものが多いので、そんな神話の世界に想いを馳せながら眺めて見るのも良いかもしれません。【04】マナーを守って楽しく観察
例えば、流れ星を見ることができたら、嬉しくて思わず声をあげたくなるかもしれません。しかし、車の往来など雑音が少ない夜の時間帯は、思った以上に声が響きます。早い時間から就寝する方もいますので、気を付けましょう。また、望遠鏡などを使用するときは、ご近所のお家の方に向けないようにしましょう。そのつもりはなくても、覗かれていると思われる可能性があり、思わぬトラブルにつながりかねません。ご近所に配慮して、マナーを守り楽しく観察しましょう。
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