涼しげな熱帯魚をうっとり眺めたい。アクアリウムがある生活

【01】床の強度に気をつけて
直射日光が当たらない場所に、できれば専用の水槽キャビネットの上に置くようにしてください。その場合「床の耐荷重」と「台の耐荷重と重さ」と「水を入れた状態の水槽と器具の重さ」を合わせて考える必要があります。台が水槽の重さに耐え切れなかったり、台と水槽の重さで床が抜けたりすると大惨事。一般的なマンションの場合、建築基準法施行令の「住宅用途の長期積載荷重の最低基準」で「180kg/㎡」と定められています。事前にしっかり確認しましょう。
【02】地震対策も万全に

水槽と台では水槽の方が重いので重心が上になり、非常に不安定な状態になります。地震のときは水槽と台がばらばらに動き、滑り落ちやすくなります。水槽と水槽台を両面テープで固定する、水槽台の中に重りを入れ重心を低くするなどの対策をしましょう。また、壁と家具を固定するバンドなども市販されているので使用してみるのも良いかもしれません。水槽内のレイアウトも、地震の揺れで積み上げた石が崩れて内側に当たり割れることもあるので気を配らなくてはいけません。
【03】電気がショートする恐れも
コンセントの近くに水槽台を置くと水が掛かる可能性があり、ショートして通電しなくなったり、海水の場合、最悪発火の原因になります。コンセントの電源コードは床には置かず、少し高い位置にするなど極力水槽から離して設置。電気を使用する水槽周りの用品も、スチレンボードなどで壁を作り水しぶきがかかるのを防ぐのも良いでしょう。オーディオなどの電化製品も同じ理由で近くには置かない方が良いでしょう。【04】楽しいアクアリウムライフを

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