50周年を迎えた北海道不動産鑑定士協会

「公益社団法人　北海道不動産鑑定士協会」は不動産鑑定士などにより構成されている公益団体です。1973（昭和48）年に日本不動産鑑定協会の北海道支部として発足し、今年で50周年を迎えました。不動産鑑定士は、土地や建物の価値を適正に評価し、その価値にふさわしい価格を判定できる唯一の国家資格を持った専門家です。毎年春に国土交通省が発表している「地価公示」や、北海道が秋に発表する「北海道地価調査」などの土地価格の鑑定評価のほか、各市町村が管轄している固定資産税算出のための標準宅地評価も不動産鑑定士の仕事です。いずれの鑑定評価においても第三者的な立場から公正な判定を行っています。

不動産鑑定評価の活用例

不動産の「売買・交換」に際して適正価格を把握したり、ビル・マンションの家賃決定や土地の賃貸借における地代の決定を行う際に活用できます。そのほか、手持ちの不動産を担保に融資を受ける場合や不動産を担保に取る場合、相続財産の適正価値を算定する場合、再開発や共同ビルなど権利関係が複雑で客観的な評価が必要となる場合など、さまざまな場面で不動産鑑定評価が活用できます。