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日本の伝統 畳の魅力

 

【1】畳の歴史

畳は日本で生まれた固有の文化です。畳の原点は古代から存在していました。当時の畳は、莚(むしろ)・茣蓙(ござ)・菰(こも)などの薄い敷物で、使わないときは畳んで部屋の隅に置いていたことが「タタミ」の語源とされています。平安時代に入ると現代の畳に近づきますが、あくまでクッションのような扱いで、部屋全体に敷く様式があらわれるのは室町時代になってから。江戸時代になると、畳そのものが建築物の重要な要素になりました。  

【2】畳の大きさ

畳の大きさには複数の種類があり、主に地方によって異なります。有名なのが「江戸間」と「京間」。「京間」の畳の方が「江戸間」より、やや大きいサイズです。大きさがバラバラだと不便なため、不動産公正取引協議会連合会では、1.62平方メートル以上の広さを1畳とすることにしています。また、最近はフローリングの部屋などに敷いて使う、正方形の「ユニット畳(置き畳)」というものも販売されています。

【3】畳のメリット

畳には「い草」が使われています。い草は自然素材のため、夏は不快な湿気を吸収し冬は室内に水分を放出して乾燥を防ぐ調湿機能があります。い草内部には空気が含まれているため熱伝導率が低く断熱性にも優れ、さらに音を吸収する防音効果もあります。弾力性があるため、足腰に負担がかかりにくいこともメリットの一つです。い草の香りにはリラックス効果もあり、落ち着いてくつろげる空間づくりに役立ちます。

【4】畳のお手入れ

日常的には、乾拭きと掃除機が手入れの基本です。濡れた雑巾はカビの原因になるため、乾いた雑巾や強く絞った雑巾で軽く拭きましょう。毛羽立ちなどの原因になるため、乾拭きも掃除機も畳の目に沿うように掃除します。表面に汚れや擦り切れ、日焼けが目立つようになったら裏返しに。裏返した面のダメージも目立つようになったら畳表を新品に交換します。通常裏返しは3~5年、畳表の交換は6~10年が目安です。

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