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道民にはおなじみの玄関フードの話

風除室とも呼ばれている玄関フード。 実は、一般の住宅で玄関フードを設けるのは北海道特有のことで 本州ではスーパーマーケットなどを除いて、ほとんど見かけることはありません。 今回は道民の生活の知恵、玄関フードのお話です。

【01】玄関フードって何?

玄関をガラスで覆うように設置した小さな空間が玄関フードです。玄関のドアの外にもう一枚ドアと空間を設けることで、冷たい外気が直接屋内に侵入したり、屋内の暖かな空気が外に逃げるのを防ぐことで、室温を一定に保てるようになっています。また、凍ったり、雪が積もって、玄関ドアが開けづらくなるのを防いでくれます。風除室とも呼ばれるように、風とともにほこりや花粉、虫などが直接屋内に侵入するのを防ぐ役割もあります。

【02】最近の新築住宅では

玄関フードは昭和50年代ごろから普及しました。しかし、最近の住宅は気密性が高く、玄関が凍りつくことも滅多にないため、新築時から玄関フードを設けているお家は少なくなっています。しかし、その利便性からリフォームで後から設置するケースも見受けられます。もともと実用重視のものなので見た目は無骨な感じでしたが、最近はお家の景観を損なわない、おしゃれな雰囲気の後付けの玄関フードも販売されています。

【03】使い道いろいろ

家と外をつなぐ小さな空間には、さまざまな使い道があります。例えば、除雪用具を外に置いておくと雪に埋もれたり風で飛ばされたりしますが、フード内に置いておくと玄関先からすぐに除雪に取りかかれます。夏場は、お子さんの三輪車や遊び道具を置いておくと、雨やほこりなどによる劣化を防いでくれます。また、ガラス張りなので夏は暑くなりますが、それを利用して温室として植物を育てるのも玄関フードの楽しみの一つです。

【04】玄関フードの注意点

ガラス張りで外気の影響を受けやすいので、冬は寒暖の差で結露が発生することがあります。木でできた製品を置いておくと、濡れて腐ってしまうことがあるので注意が必要です。また、前述のように夏場は特に暑くなるので、プラスチックなど熱に弱い製品がゆがむ可能性もあります。いずれも換気を心掛けるとよいでしょう。気をつけて使うととても便利な玄関フード。お家を購入される際に、設置を検討してみてはいかがでしょうか?

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