北海道新聞 不動産広告特集 家さがし

条件から探す

物件探しでお困りの方

毎年、春の習慣に。お家の外壁チェック!

不要不急の外出を避けている今年の春ですが、適度に日光を浴びることも、 健康のために必要です。晴れた日は、お家周りをチェックしてみては いかがでしょうか? 厳しい冬を乗り越えた「外壁」は、特に要注意。 そこで今回は、外壁のチェックポイントなどを、三井のリフォーム札幌店主任で 二級建築士の宮下省吾さんにお話しをうかがいました。   

【Q1】どんな症状に注意 したら良いですか?

【A1】 サイディング、モルタル、ALCなど、住まいの外壁材にはさまざまな種類が使われています。いずれも、寒さや暑さから快適な暮らしを守る役割を果たしていますが、表面の塗装がはがれたり、外壁材に亀裂やサビが生じたり、コーキングにひび割れが発生したりすると、急激に劣化が進んでしまうことがあるからです。

 

【Q2】どんな症状に注意 したら良いですか? 

【A2】 まずは「チョーキング現象」になっていないか確認してみてください。サイディング、モルタル、ALCなどの外壁は、紫外線や熱、雨風などで塗装面が傷んで、チョークのような粉状になってしまうことがあります。防水効果が薄れて、雨水の侵入が防ぎきれなくなっている可能性がありますので、専門家に相談しましょう。試しに外壁表面を触って手に白い粉が付着したり、外壁に水を掛けて染み込むような状態であれば劣化のサインですのでメンテナンスをお薦めします。

次に「コーキングの劣化」。サイディングの接ぎ目やサッシ周りは、コーキングというゴム状の充填材で気密・防水施工がなされています。このコーキングも劣化していきますので何年にもわたって紫外線を浴びると弾力性が失われ、ひび割れが発生したり、すき間が生じたりして雨水の侵入の原因となってしまいます。劣化した部分のコーキングを撤去し、新しいコーキングを打って、その上で外壁塗装を行うことをお薦めします。

最後に「ひび割れ」。長い年月を経たモルタルでよく見られるのが、窓サッシの角などのクラック(ひび割れ)です。壁の中に雨水が侵入したり、冬季に凍って被害を拡大したりしますので要注意です。クラックの大きさによりウレタンパテや特殊な下塗り材で補修した上で外壁塗装を進めていきます。窯業系サイディングでも亀裂などが生じることがあり、モルタル同様の補修方法か、その箇所のサイディングボードを交換して修復します。

【Q3】チェック時の注意点 などをお願いします。

【A3】 厳しい冬を越え天候が比較的に安定する春は、普段注意して見ることのない外部を点検する絶好の機会です。特に築後あるいは前回メンテナンスから10年程度経過している場合は、念入りに点検してください。また、外壁と同様に屋根も重要ですので専門家の点検の上、傷んだところがあった場合は手遅れになる前に直しましょう。外部足場の架設が必要となりますので、屋根と外壁のメンテナンス工事は同時期がお薦めです。

 

PDFはこちら!

土地・物件を売りたい方、「家さがし」へお気軽にご相談ください

家さがしでは、マンション、一戸建て、土地を売りたいというお客様への窓口を設けております
不動産売却に関して様々なご相談、最適な不動産業者さがしなど、お気軽にご相談ください

詳細はこちら

ページのトップ