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親世帯と子世帯、程よい距離感。 「近居」を考える。

時代とともにライフスタイルも変わり、核家族化が進むことで、親世帯と子世帯が一緒に暮らす「同居」もひと昔前に比べて少なくなっています。そんな時代背景のなか、お互いのプライバシーを尊重しつつ、何かあったらすぐに駆けつけられる「近居」が近年、注目されつつあります。「近居」とは何か、そのメリット・デメリットについて考えてみましょう。

【1】近居とは?

国土交通省の定義では「親と子の世帯の住まいが別々で、片道1時間以内の距離にある(移動手段は徒歩、自動車、公共交通等)」状態のことを指します。片道1時間以上なら「遠居」になります。一緒に住む「同居」や住宅が隣同士の「隣居」とは異なり、夫婦どちらかの実家にある程度の距離を保ちながらも、近い場所に住むケースです。子世帯の住宅の近くに親世帯を呼び寄せるパターンもあります。

【2】近居のメリット

お互いの安否をすぐに確認でき、緊急時に助け合えることが最大のメリットでしょう。遠方だと何かあった際に連絡がつかないと不安が募りますが、近くだと地震などの災害時でも安否をすぐに確認できます。また、ケガや病気の際も助けを求めやすく、将来的に親の介護や身の回りの世話もしやすくなります。親世帯なら子どもを安心して預けられる一方で、お孫さんとの交流も叶いやすくなります。

【3】近居のデメリット

距離が近い分、過干渉になりがちです。頻繁の訪問や、何かと頼りすぎて負担をかけることも。子育てへの口出しなどが原因で、子世帯の夫婦仲が悪化するケースもあります。近居を決めると同時に、一方的に頼らない良好な関係を築けるよう、あらかじめルールを決めておくと良いでしょう。また、将来的にトラブルにならないよう親が要介護の状態になった時のことを兄弟姉妹間で話し合っておくことも重要です。

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